ペルシャ猫の性格が悪いって本当?性格の悪いペルシャの見分け方とは

ペルシャ猫の性格が悪いって本当?性格の悪いペルシャの見分け方とは
悩んでいる人
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ペルシャって性格悪いの?性格がきついって本当?

こんな疑問を解決します。

本記事の内容

・ペルシャ猫は性格悪いって本当なの?
・性格の見分け方
・飼っている時に気を付けること

この記事の信憑性

本記事を書いている私はペルシャと暮らしている元ペットショップ店員です。
ワンちゃんや猫ちゃんについての相談や悩みを解決してきました。

ペルシャの特徴や性格、「実際に性格は悪いのか」などについてご紹介していきます。

実際に私もペルシャと暮らしており、分かったことなども多くあります。

ペルシャの性格を知ることで、どのように一緒に生活していけばいいのか分かるようになりますよ。

ペルシャは性格悪い?性格がキツイって本当?

それでは早速ペルシャの性格は悪いのかについてご紹介していきます。

「ペルシャは性格悪いのでは?」と思われる方もいらっしゃると思います。

結論から申し上げますと、ペルシャの性格は悪くはないです。

きつい性格の子も少ないです。

基本的には温厚で大人しい子が多いの1日のんびり過ごしているでしょう。

しかし猫ちゃんなので、嫌なことをされたりしつこかったりすると怒ったりすることもあります。

そのため、嫌なことをしない限りは性格は悪くはなく、むしろとてもいい方だと言えます。

適切な距離感でいればとても飼いやすい種類なので、一人暮らしの方や初めて猫ちゃんを飼う家庭などにもおすすめです。

どんな性格の子がいる?

それではペルシャはどのような性格の子が多いのでしょうか。

多いと言われている性格もありますが、そうではない性格の子もいます。

これから飼おうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

大人しい

ペルシャは基本的に大人しい子が多いです。

そのためマイペースに生活していることが多く、走り回るなど激しい運動はあまりしません。

運動することが少なく、運動不足による肥満になりやすいのでおもちゃなどで一緒に遊んで適度に運動させてあげることが大切になってきます。

また、一人が好きな子が多く、ずっとくっついてきたり抱っこしてきたりされるのは嫌いなので、一定の距離を置いて生活していると自分から甘えて来てくれることがあります。

お留守番も得意なので一人暮らしの方や、お留守番をさせるのが心配な方におすすめの種類です。

性格には個体差がある

ペルシャには大人しい子が多いのですが、そうではない子もいるかもしれません。

人間と同じように、それぞれ個体差があるためです。

ペルシャの中でもヤンチャな子がいたり、遊ぶのが大好きなこもいるかもしれません。

性格は似ていてもすべて同じなことはないので、その子に合わせた生活をさせてあげる必要があります。

大人しくてあまり運動をしない子はおもちゃなどを使って遊ぶ、ヤンチャな子はお留守番中にいたずらをしてしまう可能性がありますので、ケージに入れたりなどの工夫をしてあげましょう。

性格の見分け方

ペルシャの性格はみんなが大人しいわけではなく、少しヤンチャな子もいることもあるかもしれません。

ではどのよう自分が好みの性格の子を探せばいいのでしょうか。

元ペットショップ店員の私がご紹介していきます。

・抱っこしてみる
・ご飯の時の様子を見る
・生後4か月以内の子はわからない

気になるペルシャがいるところに実際に足を運んでみて、上記の3つに注意してみてください。

抱っこしてみる

猫ちゃんの性格の見分け方の1つ目は「抱っこしてみる」ことが挙げられます。

抱っこすることで動き回るような子かあまり動かない子がわかるためです。

保護施設やペットショップに行ったときに気になって子がいたら「抱っこさせてください」と頼んで抱っこしてみましょう。

これから一緒に過ごす家族なので、お迎えの予定がある方は必ず抱っこさせてもらうようにしてみてください。

抱っこしたときに動き回るような子でしたらヤンチャな性格の可能性があります。

逆に抱っこしたときあまり動かない子は大人しめな性格のことが多いです。

ただしまだ来たばかりの子だは緊張してあまり動かないこともありますので、保護施設の方や店員さんに「この子はどのような性格ですか?」と聞いてみることがおすすめです。

性格を知りたいときは必ず抱っこしてみましょう。

ご飯の時の様子を見る

猫ちゃんの性格の見分け方の2つ目は「ご飯の時の様子を見る」ことが挙げられます。

ご飯の時に性格によって反応が変わってくるためです。

ヤンチャな性格の子はご飯の時間になると動きまわったりする子が多いです。

一方大人しい性格の子は少し気になりながらも動き回ったりはあまりしません。

子猫は成猫に比べてヤンチャな子が多いので、動きまわる子は多いかもしれませんがそれでも大人しい子は落ち着きながらご飯を待っています。

お昼の時間帯や夕方にご飯の時間が来ることが多いので、一度足を運んでみると見れるかもしれません。

ご飯の時を見れない場合は聞いてみることがおすすめです。

ご飯の時の様子を見てみることでより性格がわかりやすくなります。

生後4か月以内の子はわからない

猫ちゃんの性格の見分け方の3つ目は「生後4か月以内の子はわからない」ことが挙げられます。

性格は生まれてから約4か月で定まってくるためです。

これまで猫ちゃんの性格の見分け方をご紹介してきましたが、これらの方法で好きな性格の猫ちゃんと出会えても生後4か月以内の子はまだ変化する可能性があります。

性格は種類や環境など、様々な点から形成されるものなのでどのような性格になるかはそれぞれ変わってきます。

抱っこなどして性格を見てもまだ生後2か月などの子は変化することがありますので注意が必要です。

性格をあまり気にしない方であれば大丈夫だと思いますが、「ヤンチャな性格がいい」「大人しめがいい」などの好みがある場合は生後4か月以降の子を見てみるのがおすすめです。

不機嫌になってしまうこともある

ペルシャも人間と同じように不機嫌になってしまうことがあります。

主にストレスが原因になってしまうことが多いです。

どのようなときにストレスを感じることが多いのでしょうか。

過剰に撫でられたり抱されている時

不機嫌になってしまう理由の1つ目は「過剰に撫でられたり抱っこされている時」が挙げられます。

猫ちゃんへのスキンシップは度が過ぎるとストレスになってしまうためです。

自分から撫でてアピールしてきてくれることもありますが、撫ですぎると途中で手を噛んでくることがあります。

このように「もうやめて」のサインが見られたらやめるようにしましょう。

環境の変化

不機嫌になってしまう理由の2つ目は「環境の変化」が挙げられます。

猫ちゃんは環境の変化に弱く、ストレスを感じやすいためです。

新しい場所に引っ越したり新しい家族が増えたりしたときにストレスを感じることがあります。

新しい環境に慣れるのには時間がかかることもあるので、ゆっくりできるところで休ませてあげることが大切です。

ペルシャを飼っていて性格悪いと感じたことはない

私自身もペルシャと一緒に暮らしています。

私が飼っているペルシャは男の子ということもあり、比較的元気な性格です。

元気な性格ですがヤンチャすぎることはなく、性格が悪いと感じた場面はありません。

ペルシャの中では元気なのですが、他の種類と比べるとやはり大人しいです。

大人しいですが甘えて来てくれる時もあるので、撫でたり一緒に遊んだりしています。

ですがずっと構い過ぎていると嫌がることが多い印象です。

また、お留守番が得意な種類ともいわれていますが、お留守番中は寂しいと感じてくれているのか、帰ったら鳴きながらお迎えしてくれます。

家の物を荒らされたりすることは少ないので、耐えきれないほどではない様です。

やはり性格は個体差があるのですが、基本的にはマイペースで一人が好きな性格だと思ってもらえれば間違いないと思います。

飼っている時に気を付けること

ここまで求めていた性格のペルシャを見つける方法などをご紹介してきましたが、お迎えしてからも気を付けることがあります。

育て方や環境などによっては性格が変わってきてしまうことがあるので注意が必要です。

詳しく解説していきます。

なるべく嫌なことはしない

お迎えしてから気を付けること1つ目は「なるべく嫌なことはしない」ことが挙げられます。

嫌なことをしてしまうと飼い主への苦手意識が出来てしまうためです。

「嫌なことなんてするわけないじゃん」と思うかたもいらっしゃる方もいるかもしれませんが、猫ちゃんと暮らしているとお手入れなどをしなければなりません。

ペルシャのような長毛は基本的に毎日ブラッシングが必要ですが、嫌がる子も多いです。

また、爪切りや耳掃除も定期的にしなければなりませんが、こちらも嫌がる子が多いです。

ですがお手入れはしてあげることで猫ちゃんの健康を保つことができるので必ずしましょう。

小さいころからお手入れをしてあげると慣れてくれるので、おすすめです。

一人がいいときがある

お迎えしてから気を付けること2つ目は「一人がいいときがある」ことが挙げられます。

ペルシャは特にですが、誰にも構われたくない時間があるためです。

もちろんその子の性格によりますが、ペルシャは一人を好む子が多いです。

猫ちゃんも一人がいいと思っている時に抱っこされたり触られたりすると、イラッとするときがあります。

尻尾を振ったり噛んできたりしたらイライラしている可能性があるので、注意しましょう。

適度な距離感を保つと自分から甘えて来てくれることがあります。

ペットショップ店員の時に多くのお客様から「一番構わなかった私に懐いてた」と聞きました。

可愛くて構いたくなってしまう気持ちはわかりますが、なるべく適度な距離感を保つようにしましょう。

最後に

今回の記事ではペルシャは性格悪いのかについてご紹介してきました。

ペルシャの性格は悪くなく、とてもいいです。

また、どのような性格なのか見分ける方法もご紹介しているので、これからペルシャをお迎えしたいと思っている方は実際にお迎えするときに見返してみてください。

より良いペルシャライフを楽しみましょう!